コットンの科学|山忠棉業
山忠棉業
『わた』とともに歩んできた100数年、山忠はコットンとお客様の架け橋がお仕事です。
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コットンって体に優しい?

コットンは人の体に優しい繊維です。

【摩擦帯電列】<人間の皮膚>より離れているほど帯電量が増えてきます。
羊毛でポリエステルを擦る等で、強烈な静電気が発生することは冬のシーズンに何度となく生活の中でも経験的に知られていることですね。
また【湿度と電気抵抗値】の表をご覧ください。乾燥時の電気抵抗値を表したものですが、羊毛及び化繊のポリエステル、ナイロンはやはり乾燥時かなり抵抗値が上がってしまいます。
一般的に電気抵抗値が14を超えると帯電性が強く現れ、冬場の乾燥時によくあるパチパチと皮膚を刺すような不快な静電気を感じてしまいますが、抵抗値が12以下ではパチパチとした静電気を感じることがありません。
綿以外のレーヨン、羊毛、ナイロン、ポリエステルでは乾燥時の抵抗値が14となり帯電性が強く現れますが、綿は乾燥時でさえ12までに達しないので不快な静電気を感じないのです。
これがコットンの優しい風合いとともに【人間に優しい繊維】の理由でもあります。

【湿度と電気抵抗値】

【摩擦帯電列】

以前に『ウインターコットン』というトレンドが発表されたことがあります。
これは羊毛、ポリエステル、アクリルを着込む冬に静電気で不快な思いをするより、冬でも起毛等のテクニックを使ったコットン素材の優しい風合いで快適に過ごしましょう・・・ということなのです。


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